10月7日、天皇杯の3回戦がありました。相手は京都産業大学です。
結果は2-1でマリノスの勝ち。ベスト16に進みました。
ただ、最初に正直に書いておきます。
この試合、私は見ていません。
ハイライトも、まだ出ていません。だから今回は、試合の中身を語ることができません。
それでも書き残しておきたいことがあったので、記録として残します。
【お知らせ】この記事を公開した翌日、ハイライトが公開されました。
実際に見て分かったことを、記事の後半に追記しています。前半は「見られないまま書いた」ときのままにしてあります。
試合結果
| 日時 | 2026年10月7日(水)19:00 |
| 大会 | 天皇杯 3回戦 |
| 会場 | 日産スタジアム |
| 観客数 | 5,107人 |
| スコア | 横浜F・マリノス 2-1 京都産業大学 |
| 得点 | 35分 福永裕也(京都産業大) 61分 ジョルディ・クルークス 68分 天野純 |
| 放送 | NHK BSの生中継のみ |
| 観戦方法 | 見られず(後日ハイライトを視聴) |
テレビがないから、手段がなかった
見られなかった理由は、はっきりしています。
この試合の放送はNHK BSの生中継のみ。DAZNでもTVerでも配信はありませんでした。
そして我が家にはテレビがありません。
つまり、手段がなかったのです。
実は、まったく同じことを前にも書いています。
8月の天皇杯2回戦も、放送はNHK BSだけでした。あのときはたまたま実家に帰省していて、実家のテレビで見ることができました。運がよかっただけです。
今回は、その運がありませんでした。
▶ あわせて読みたい:【天皇杯2回戦】横浜FM 1-0 福島|DAZNでは見られない試合、実家のテレビで観戦
見られないのは、仕方がないと思っている
こう書くと「悔しいでしょう」と思われるかもしれません。
でも、正直なところ——見られないのは仕方がないと思っています。
テレビのない暮らしを選んだのは自分です。平日の夜19時キックオフという時間も、今の生活ではなかなか難しい。全部を見るのは無理だと、どこかで割り切っています。
ハイライトもしばらくすればYouTubeに出てくるだろうと思っています。そのときに見ればいい。
キクマリがTVerで見られるようになったときのように、見る手段は少しずつ増えています。焦らずに待つのも、ひとつの付き合い方だと思うようになりました。
▶ あわせて読みたい:「キクマリ」がTVerで見られるようになった|神奈川にいるのに見られなかった私の話
それでも驚いたこと:大学に先制された
結果を見て、一番驚いたのはここです。
35分、京都産業大学に先制された。
しかもマリノスは、ほぼベストメンバーでした。
GK 飯倉大樹
DF 井上太聖/ジェイソン・キニョーネス/諏訪間幸成/関富貫太
MF 知念慶/山根陸/天野純
FW 近藤友喜/二田理央/宮市亮
前日に書いた記事を思い出してください。J1序盤戦のベストイレブンに挙げられた井上太聖選手と知念慶選手が、二人とも先発しています。私が「入ってほしかった」と書いた近藤友喜選手も、宮市亮選手もいます。
そのメンバーで、大学チームに先に点を取られた。
これは率直に驚きました。
▶ あわせて読みたい:J1序盤のベストイレブンにマリノスから5人|全員、このブログで書いてきた選手でした
京都産業大学は、強い相手だった
あとから調べて分かったことがあります。
京都産業大学は、2回戦でJ1の水戸ホーリーホックを2-0で破って勝ち上がってきたチームでした。3回戦に残った唯一のアマチュアチームです。
「大学チームだから」と侮れる相手ではなかった。むしろ、勢いのあるチームに真っ向から当たったというのが正しいのだと思います。
そう考えると、先制されたこと自体は不思議ではないのかもしれません。
退場がなかったら、どうなっていたか
そして、ここが一番引っかかっています。
59分 京都産業大学に退場者が出て10人に
61分 ジョルディ・クルークスが同点
68分 天野純が逆転
退場の2分後に追いつき、9分後に逆転しています。
つまり、11人で戦っている間は、ずっと負けていたということです。
もちろん、退場も試合の一部です。相手が10人になったから勝った、というのは結果論でしかありません。
それでも考えてしまうんです。あの退場がなかったら、どうなっていたんだろうと。
見ていないので、内容がどうだったかは分かりません。押し込んでいたのかもしれないし、本当に苦しかったのかもしれない。ハイライトが出たら、そこを確かめたいと思っています。
クルークスの同点ゴールについて
同点ゴールを決めたのはジョルディ・クルークス選手でした。
クルークス選手は、最近なかなか出番がありません。
試合に出られない時期というのは、選手にとって本当にしんどいものだと思います。練習はしているのに、週末のピッチには立てない。気持ちを保つのが難しいはずです。
そんななかで回ってきたカップ戦の出番で、チームを救う同点ゴール。
このゴールで、モチベーションを取り戻してほしいと思います。
ルヴァン杯のときも書きましたが、カップ戦は普段出番の少ない選手にチャンスが回る場です。そこで結果を出した選手が、リーグ戦でも使われるようになる。チームの厚みは、そうやって増えていくのだと思います。
【追記】ハイライトが公開されました
記事を公開した翌日、ハイライトが公開されました。
YouTubeの「JFATV」(日本サッカー協会の公式チャンネル)です。
天皇杯のハイライトはここに上がります。無料で見られます。
生中継は見られませんでしたが、数日待てばハイライトは見られる。これは覚えておいて損のない情報だと思います。同じように天皇杯を見逃した方は、JFATVを探してみてください。
というわけで、ここからは実際に見て分かったことを書きます。
【追記】11人のときは、どうだったのか
一番知りたかったのがここでした。答えは、こうです。
チャンスは多かった。でも、決めきれていなかった。
押し込めていなかったわけではありませんでした。形は作れていた。それなのに、点が入らない。
これを見て、今季ずっと書いてきた課題とまったく同じだと思いました。
第3節で「追加点が奪えない」と書きました。第8節では「攻撃の厚みが薄い」と書きました。決定力の問題は、リーグでもカップ戦でも変わらずそこにある。
相手が大学チームであっても同じでした。むしろ、格下相手だからこそ、決めきれないことがはっきり出たとも言えます。
【追記】失点シーンを見て
35分の失点。これも見ることができました。
守備は整っていました。崩れた状態で失点したわけではありません。
それでもサイドをえぐられた。
そして中では、守備がボールウォッチャーになっていました。ボールばかりを見て、中に入ってくる相手を見られていなかったのです。
これは、技術というより集中と意識の問題だと思います。
サイドをえぐられた瞬間に、中の人を捕まえられるかどうか。そこで一瞬ボールを目で追ってしまうと、フリーの選手が生まれる。その一瞬を、大学生に突かれた。
相手を侮れないというのは、こういうことなんだと思います。
【追記】退場の場面は、キニョーネスだった
退場の場面も、ハイライトに入っていました。そして、これが意外でした。
キニョーネスが前線まで上がって、抜け出した。
そこを倒されて、決定的な得点機会の阻止(DOGSO)で相手が退場になりました。
キニョーネス選手はセンターバックです。
そのセンターバックが、前線まで上がって抜け出していた。どうしても点がほしい、という意思の表れだと思います。
私は第4節で、キニョーネス選手について「プレーが軽い」と書いたことがあります。その後、第8節では先制点を決めました。そして今回は、自ら前に出て退場を引き出した。
つまり、あの退場は偶然ではなかったということです。チームが点を取りにいった結果として生まれたものでした。
ここは、見てよかったと思ったところです。結果だけ見ていたら「ラッキーだった」で終わっていました。
【追記】2つのゴールは、どちらも質が高かった
ターンがきれいでした。
出番が少ないなかで、技術はしっかり保たれている。そう感じました。
ゴール前、裏のスペースで受けた。
ファーストタッチでターンして前を向き、得意の左足でシュート。
天野選手のゴールは、ファーストタッチがすべてでした。受けてから考えていたら、間に合わない場面です。
第3節のときにも「天野の調子が良さそう」と書きました。左足の質は、やはり違います。
2つとも、相手が10人になってからのゴールです。でもゴールそのものの質は、人数とは関係ありません。どちらも見応えがありました。
【追記】京都産業大学は、本当に強かった
そして、相手についてです。
しっかり組織されていました。守備の形が整っていて、簡単には崩せない。そしてフィジカルも強い。
「大学生相手に苦戦した」という言い方は、たぶん正しくありません。強いチームと、難しい試合を戦ったというのが実際のところでした。
J1の水戸を2-0で破って上がってきたのも、納得です。
【追記】結論:退場がなければ、分からなかった
ハイライトを見終えて出した結論は、記事を書いたときの予感と同じでした。
退場者が出ていなければ、結果はわからなかった。
チャンスはあった。でも決めきれていなかった。相手は組織的で、フィジカルも強かった。
11人同士のままだったら、追いつけていたかどうか分かりません。もしかしたら、そのまま負けていたかもしれない。
勝ったことは事実ですし、ベスト16に進んだのも事実です。それは喜んでいい。
でも、この試合を「勝ったからよし」で終わらせるのはもったいないと思います。決定力と、守備の一瞬の集中。その2つは、リーグが再開してからも同じように問われるはずです。
まとめ
この記事のまとめ
- 天皇杯3回戦、横浜FM 2-1 京都産業大学でベスト16進出
- 放送はNHK BSの生中継のみ。テレビがない我が家では見る手段がなかった
- ただし翌日にYouTubeの「JFATV」でハイライトが無料公開された
- ほぼベストメンバーで大学チームに先制されたのは驚いた
- 11人同士の時間はチャンスは多かったが決めきれていなかった。今季ずっとの課題と同じ
- 失点はサイドをえぐられ、中でボールウォッチャーになっていた場面から
- 退場(59分)は、キニョーネスが前線まで上がって抜け出したところでのDOGSO。偶然ではなかった
- クルークスの同点弾はターンがきれい、天野の逆転弾はファーストタッチでターンして左足
- 京都産業大は組織的でフィジカルも強い、本当に強い相手だった
- 結論:退場者が出ていなければ、結果はわからなかった
見ていない試合について書くのは、正直に言って気が引けます。このブログは「自分の目で見たことを書く」を大事にしてきたからです。
それでも、見られなかったという事実もまた、サポーターの日常だと思い直しました。全試合を追える人ばかりではありません。
そして今回は、待っていたらちゃんと見られました。生中継を逃しても、数日後にハイライトがある。諦めなくていいんだなと思えたのは収穫でした。
去年の天皇杯は2回戦で敗退しました。今年はベスト16です。勝ち進んでくれているのは、素直にうれしい。
次のラウンドは、どうにかしてリアルタイムで見たいと思います。

